応急処置と受診の判断

食中毒になった時に、家庭で応急処置出来る場合と、病院に行かなければいけない場合があります。 まず、家庭でも出来る、食中毒の応急処置を紹介します。 脱水症状にならないように、水分を多くとります。 食中毒の症状は下痢や嘔吐が続く事が多く、水分が体から大量に出てしまいます。 水やお茶やスポーツドリンクなどを飲んで、脱水症状を予防しなくてはいけません。 なぜなら、人間の体は半分以上が水分で占めており、10%を失うと、脱水による症状が現れます。 15%が失われると、生命が危険になります。 だからといって急ながぶ飲みは、よくありません。ゆっくり噛むように飲んで下さい。 コップ1、2杯飲んだら10分から15分以上は、間隔を空ける様にして、水分を補給します。

水や嘔吐物が喉に詰まると、呼吸困難、気管支炎などを起こしやすく、大変危険です。 体制を横向けして、吐いた物がつまらないようにしましょう。 整腸剤は自己判断で飲んでも構いませんが、解熱鎮痛薬などを自己判断で飲んではいけません。 下痢を薬で止めてしまったら、有害な菌が体内にとどまり、症状を悪化させてしまうからです。

病院にいったほうがいい時は、1日10回以上の下痢があったり、尿の量が減り、トイレに行く時間が12時間以上あいた時などです。 顔や手足のむくみ、下痢をした便に血液が混ざっていたり、嘔吐が止まらない時、体がふらつき意識が遠くなるなどの意識障害があればすみやかに病院を受診して、早急に手当てを受けて下さい。