ヒスタミン食中毒
動物の組織内に広く存在する物質をのヒスタミンといいます。 ヒスタミンを多く含んだ赤身魚を食べる事によって、起こる食中毒です。例えばマグロやサバです。 赤身魚の筋肉の中には、アミノ酸の一種である、ヒスチジンが含まれています。 赤身魚だけではなく、イワシの干物やサンマの干物などでもヒスタミンアレルギーは起こります。 魚を常温で保存する事によって、ヒスチジンがヒスタミンの元となる 酵素が増殖してしまいます。
魚の腐敗はそんなにしてないのに、ヒスタミンが大量に含まれている事もあり 気づかないで食べてしまって、ヒスタミン中毒になるケースも考えられます。 原因となる菌はもともと、人や動物の腸の中にいる菌です。 そのため水揚げされてから、細菌の汚染が起こっている事になります。 ヒスタミン食中毒か食物アレルギーか分かりにくいもので、「サバアレルギー」があります。 区別がつきにくいので、医療機関で皮内テストを受けるといいでしょう。 皮内テストとはアレルギー反応を起こす物質を、皮膚表面から染み込ませませて 皮膚の敏感さ、体全のアレルギーの強さを推測します。 反応すると、毛細血管が拡張して、紅班がその周りに出来ます。
症状は摂取してから、数分から長くても3時間以内に悪心や嘔吐や、下痢 腹痛や頭痛めまい、じんましん、舌や顔面の腫れなどが現れます。 実際に起き症状は2個か3個で、複数おきることはありません。 どんな症状が出るかはヒスタミンの量や、患者によって、個人差が出ます。 一般的には500μg/g以上のヒスタミンの蓄積で中毒を起こしますが 感受性の強い人なら、10分の1の50μg/gでも発症する人もいます。